2021/08/20 18:31

オルゴナイトってなに?


オルゴナイトとは、元々はライヒが提唱したオルゴンを集めるためのシステムを、現在の技術で改良したものといえるでしょう。
2000年にドン・クロフトとキャロル・クロフトが開発したといわれています。
キャロルはサイキックな人だったために、オルゴンの問題点であるネガティブなエネルギーを増幅して、デッドリーオルゴンに変換してしまうという欠点を解決するために、樹脂の中にクリスタルや金属を閉じ込めるという解決法を見つけたのだそうです。

ライヒのオルゴンシステムは、有機物と無機物を交互にしていましたが、微細なエネルギーの観点でいうと必ずしも交互にする必要はないというのは、古くから知られていました。クロフト夫妻に先がけて、1990年代にはサージ・カヒリ・キングが樹脂を使ったオルゴンシステムを考案して「マナ・ブロック」と名付けています。

オルゴナイトは、樹脂を使って色々なパワーストーンを使って作れることから、人気が高いものですが、個人的には作り手がエネルギーを理解していないと、やはりデッドリーオルゴンを生み出す可能性が秘められていると感じています。

デッドリーオルゴンが発生する?

パワーストーンがあることで、エネルギーが変換されるとクロフト夫妻は主張しています。樹脂で圧縮されることで圧電効果がもたらされ、それによって水晶が活性化するというのも、なかなか面白いと思います。
ただし、水晶自体にネガティブなエネルギーを変換するという力があるというのは、個人的には感じていないのです。

水晶は非常に便利なパワーストーンであるために、意図をプログラミングすることで様々なことができますが、逆に言うとネガティブなエネルギーがプログラミングされてしまうと、それを増幅してしまうこともあります。変換装置というよりも、増幅装置としての面が強いといえるでしょう。

ですので、前もって変換の意図をもっておけば、水晶自体が活性化していてオルゴナイトの中で、エネルギー変換装置になるのは充分ありえるとは思いますが、そのあたりがわかっていないで、単に色々なパワーストーンを配置しただけだと、デッドリーオルゴンが発生する可能性は高いといえるでしょう。

龍音堂製品がオルゴナイトと違う点


龍音堂製品は、オルゴナイトの要素を取り入れています。
オルゴンを発生させる物質を樹脂に封入することで、外部からのエネルギー供給がなくても、微細なエネルギーを発生させ続けることができるからです。

そうしないと、通常の護符のようにある程度の期間で力が弱まってしまいますので、誰もが使えるということを考えるとオルゴナイトは非常に便利なわけです。

ただ、違う点としては、エネルギーの変換装置がパワーストーンではないのです。
前述したようにパワーストーンは、人の想念の影響を受けやすいので、人の想念の影響を受けない、古来から伝わってきている図形や数といったものによって常にポジティブなエネルギーが発生するようにしているわけです。

といっても、オルゴナイト自体を否定しているわけではありません、とても綺麗な作品が作れますし、内部に意図をこめた水晶や、何らかの神性幾何学的モチーフを取り入れれば、デッドリーオルゴンが発生する可能性がなくなると思いますので、制作する方はこのあたりのポイントに注意していただければと思います。